四人組以来の政治局委員でその餌食となった陳希同は、90年代に北京市トップの党委書記を務め、市長時代の89年には李鵬や李錫銘らとトウ小平を煽って学生に強硬に臨ませ、天安門事件に突っ走らせたお人。江沢民時代の95年に汚職容疑で全職務から解任されています。この事件を題材にしたのが『天怒』で、翻訳の水準がアレなのは目をつぶって下さい。
陳良宇の失脚はこのブログではスルーしていました。上海市トップの党委書記で、出世スピードが半端じゃなかった上海閥の次世代機。2006年に同じく汚職の嫌疑をかけられ、翌2007年に党籍剥奪+懲役18年の刑で、有名人が集まる秦城監獄に収監されています。四人組も鮑トウも入ってました。
陳希同は末期のガンで保釈されたと読んだ気がするのですが、詳しいところは仕入れていなかったのでなかなか面白く読めました。。
陳希同、陳良宇の近況(2009/12/30 羊城晩報)秦城監獄は90年代に省長及び部(省庁)長クラスの汚職官僚を対象として生まれ変わり、上記2名の他に田鳳山(国土資源部長)、李嘉廷(雲南省党委副書記、省長)、劉方仁(貴州省党委書記)、李紀周(公安部副部長)、邱暁華(国家統計局局長)、張恩照(中国建設銀行董事長)、劉志華(北京市副市長)とさながら同窓会状態。
http://politics.people.com.cn/GB/1026/10682895.html
気になる陳希同は2004年に北京復興医院に入院後、関係部門に「保護」を申請してからは病院の高級幹部病棟暮らしで、今は監獄にはおらず、直腸ガンの末期で生命維持装置に繋がれてながら死の瞬間を待っている状態のようです。
陳希同今年64歳の陳良宇は20平方メートル程度の個室に収監されています。囚人服の着用は義務付けされておらず、一応24時間の監視が出来る作りにはなっているものの、新聞や本、テレビを見られるほか、個室を出て太極拳、散歩、書き物をしたり出来る程度の自由はあるとのこと。
洗濯機、洋式トイレも個室にあるそうですが、60過ぎの元官僚が自ら洗濯するとは思えないので、誰かに囚人服代わりに来ているシャツを洗っているのでしょう。
去年の6月に香港のフェニックスTVが「200平方メートル近い大部屋を与えられている」「食費を提供して好きなものを食べている」と報じて問題視されたため、「彼が買い物をするときは小学生用の机を貸し出す」といった実態を紹介して、「誘惑に打ち勝てなかった高官が絶え間なく秦城監獄に入っていく」と結んで「汚職、ダメ」を強調しているのですが、陳希同はともかく陳良宇はどう読んでも特別待遇ですよね。
ちなみに、上海市開発の汚職容疑で、故・黄菊さんの元秘書が受け取った賄賂の総額は1290万元で、死刑判決。この人は陳さんを高速道路の経営権取得を狙っていた某富豪に紹介しています。
一方の陳さんは賄賂1億元+社会保障局の資金10億元を乱用していたのですが、最終審理で「党と上海市人民に申し訳ない」と改悛の姿勢を見せたのが利いたのか懲役18年でした。大人しくしているのかと思えばこの厚遇。
中紀委が党内部の監査機関である内は正常に働きません。大物党員が解任もしくは党籍剥奪、懲役刑を科せられると、中紀委はき決まって「いかなる高位の党員であろうと関係ない」と大見得を切るんですが、一般人は陳良宇の過ごす監獄には入れません。それを明かしてどういうつもりなのでしょうね。
http://news.xinhuanet.com/politics/2010-01/12/content_12797879.htm
http://big5.china.com/gate/big5/culture.china.com/zh_cn/info/hot/11022810/20091231/15758854_2.html





![ようこそ、羊さま。 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51nNOJTlZOL._SL75_.jpg)










趙紫陽の秘密手記から中国を学ぶ
天安門事件で総書記の地位を追われた民主派・趙紫陽の貴重な 肉声!![Powered by 269g[ブログ・ジー]](http://269g.jp/img/269g.gif)