2009年07月01日

しぶとい江沢民

 江沢民の名前が意外なところで出て来ました。

 チン州列車衝突で66人死傷 江沢民夫妻も乗車か
http://www.hkhkhk.com/http://www.hkhkhk.com/main/messages/17308.html

 湖南省長沙から深センに向かうK9017が、チン州を出発したばかりのK9063と衝突した。一部情報では、江沢民前総書記と、夫人の王冶坪さんがK9017号の専用列車に乗車しており、その他の乗客と列車事故に巻き込まれた可能性があるとしている。湖南省の関係部門は、昨日(29日)より厳戒態勢となっている。

 武装警察が厳戒体制

 香港の中国人権民主運動情報センターによると、江沢民夫妻は前日に長沙を視察し、その夜に列車で深センに向かったとされる。しかし、昨晩に長沙から深センに向かう列車はK9017しかなく、江沢民の専用列車がこれに連結されていた可能性は否定できない。情報筋によると、王冶坪と江沢民は共に心臓病を抱えており、王冶坪の病状は江沢民より重く、万一のため陸路で動いている。列車衝突後、武装警察機動126師団など存湖南省の重要部門が厳戒態勢をとっている。(後略)
 日本のほとんどのマスコミがりんご、或いは香港人権なんたらセンターのプレスリリースの孫引きなので、これを超える情報はありません。ついに来たかと思いきや。
 
 衝突事故の列車に江沢民前主席夫妻(2009/6/29 23:33 産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090629/chn0906292342009-n1.htm

 中国湖南省で29日に起きた旅客列車同士の衝突事故で、中国筋によると、列車には江沢民・前国家主席夫妻が乗っていたが、後部車両にいたためけがはなかった。

 衝突したのは、湖南省長沙から広東省深センに向かう列車と貴州省銅仁発深セン西行きの列車。江前主席夫妻は28日までに長尊市を視察した後、専用列車の車両を列車の後ろにつなぎ、深センに向かう途中だったという。劉志軍鉄道相は29日の早朝に現地に飛び、救助の陣頭指揮をとった。

 江前主席の安全を守らなかったことで、今回の日程を担当した前主席の秘書の1人はすでに公安当局に身柄を拘束されたという。(北京 矢板明夫)
 無事だったようです。チッ。武装警察がうんたらかんたら書いているのは、単に救助に駆けつけるためだったのでしょう。

 おっさんが事故車両の後続に連結されているのが報じられていないのは、やはりおっさんがただの引退したヒラ党員とは違うからなのですね。

 董寅初同志の遺体、上海で火葬(2009/06/29 1面)
http://paper.people.com.cn/rmrb/html/2009-06/29/content_284619.htm
  董寅初は致公党の党員ですから、統一戦線がお仕事である全国政治協商会議主席たる賈慶林が、彼の葬儀に参列するのは理にかなっています。共産党以外の党員を同志と呼ぶことに違和感を覚えますが、「中共の親密な友人」らしいので、みなし同志なのかもと強引に理解することにします。二重党員かもしれません。

 しかし、上にある記事では「中共中央の委託を受け、賈慶林政治局常務委員、全国政協主席が」「胡錦濤総書記、江沢民同志など中央の指導者らの董寅初の遺族に対する哀悼の意を伝えた」とあります。おお、江沢民は依然として中央の指導者扱いなのですね。

 専用列車はお情けで使わせていただいているとしても、党中央の機関紙である人民日報がそういうのだからまだ中央の指導者なのでしょう。無職のはずですが何をやっているのでしょうか。

 江沢民は2002年に党総書記を、2003年に国家主席を、2004年には党中央軍事委員会主席を胡錦濤に譲り引退しました。党大会などのビッグイベントの際は常務委員の列に割り込み胡錦濤の次に序列されていたものの、昨年は引退した古参同志として春節には慰問を受ける側にまわり、ついに完全引退かと噂されました。

 しかし今年の春節ははなぜか上海市の党委書記、市長を従えて華々しく登場していました。胡錦濤大先生にとってまだまだ面倒な存在のようです。
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2009年06月19日

「法に依る」とは

 「依法治国」とは法律に基づき国家を治めるという意味で、第15回党大会で国家的な基本方針として決められました。

 それまで法に依っていませんでしたと告白しているのも同様なんですが、では今すっかり依法治国かと言えばもちろんそうではありません。何せ党が法律をぶっちぎってしまうのですから。

 例えば中央宣伝部は事実上映画や出版物の発禁処分権を持っていますが、これは法律に基づいた処置ではありませんし、6月4日が近づくたびに趙紫陽の秘書が外出を制限されるのも同様です。そもそもこの人はトウ小平の一言で7年も囚人暮らしを強いられていましたけど、党の決定で悪認定されれば法律で無罪であろうと関係ないのが実情です。

 まあ、法に基づいて、とわざわざ断りを入れることがすでにおかしいのですけどね。先日解任された前深セン市長も、その内「法に基づいて」処理されるでしょう。

 トウ玉嬌、一審で無罪(2009/06/16 26:25 新華網)
http://news.xinhuanet.com/photo/2009-06/16/content_11551843.htm
 さて、トウ玉嬌という女性に対する注目の判決が下りました。

 あるサウナに勤めるトウ玉嬌(23)。娯楽城とありますから、どこかのホテルに付属する例の建物かと思いますが、トウ貴大ら党員3人がご来店。トウ玉嬌に一緒にお風呂に入るよう要求したところ、トウ玉嬌はそういうことをしないカテゴリーのおねいちゃんであると拒否されます。

 おっちゃんらは酒の勢いもあってかトウ玉嬌を罵倒、ソファーに座らせ一歩も譲る気配なし。身の危険を感じたトウ玉嬌は隠し持っていた果物ナイフでトウ貴大を刺殺、黄徳智を負傷させました。黄徳智ともう1人ですが、生き残った2人は事件後、現地の党規律検査委員会に党籍剥奪されています。

 というのが事件のあらましで、16日に故意ではなかったと判断されたため傷害致死ではなく傷害罪となり、過剰ではあるものの正当防衛であるとして無罪判決が下りました。

 香港紙は庶民の権利を守ることが出来たと喜ぶ一方、相手はたかだか鎮レベルの党員で、デモや衝突を招くよりは政治的な決着が図られた、やっぱり依法治国には程遠いなとため息まじり。ネットという世論に思い切り押された格好となりましたが、こうしたケースは初めてではなく、いかに同情を集めるかが鍵のようで。

 となれば、逮捕当時から無罪を求める署名が各界から公安部に送られたり、トウ玉嬌についた弁護士がなぜか公安に解任されたり、そもそも性的関係を迫ったおっちゃんが党員だったりと、人民がトウ玉嬌に肩入れする要素は満載だった今回は間違いなく世論を味方につけました。

「誰もがこうなる可能性はある」と書かれたプラカードを引っさげた女性たちが北京で抗議活動を行っており、ネットのレベルを超えたのも原因でしょう。党員VS庶民という構図に危険を感じたのか、公安、司法系統のトップである周永康辺りが手を回して無罪にさせた可能性が考えられます。

 ただ、これはいつも党が美味しい目を見て人民から嫌われているはずの人治なのですが、図らずも対決の構えを見せていた党と人民両方にとって結果オーライということでしょうか。

http://news.xinhuanet.com/legal/2009-06/16/content_11553083.htm
http://news.sina.com.hk/cgi-bin/nw/show.cgi/9/1/1/1171936/1.html
http://politics.people.com.cn/GB/1026/9500130.html
http://www.ycwb.com/ePaper/ycwb/html/2009-06/18/content_523695.htm
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2009年06月12日

広東省を汪洋色に。深セン市指導部入れ替えか

 “広東閥”摘発拡大 深セン市長免職 中央にも波及か(2009/06/12 09:58 産経新聞)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/265291/

 【北京=野口東秀】中国・広東省で高官が相次ぎ摘発され失脚している。11日の国営新華社通信によると、取り調べを受けていた同省深セン市の許宗衡市長(53)の免職処分が決定。党中央規律検査委員会は9日、広東省の公安元幹部の鄭少東・前公安省次官補(50)を「重大な規律違反の疑い」で審査していると明らかにした。

 広東省は改革・開放のシンボル地区で経済規模が全国最大。一連の摘発は、胡錦濤国家主席率いる共産主義青年団(共青団)派による権力基盤拡大の動きとみられているが、今後の焦点は中央指導層にどう波及するかとなる。

 相次ぐ高官の摘発は、昨秋から経済犯罪容疑で北京市公安局の取り調べを受けている大手家電量販店「国美電器」の創業者で、大富豪の黄光裕氏(40)=広東省出身=の大型事件などに関連するとみられている。

 黄氏への捜査が始まって以降、党中央規律検査委は今年4月、広東省の政治協商会議(政協)の陳紹基主席(閣僚級)、元広東省党規律検査委書記の王華元・浙江省規律検査委書記を拘束。陳氏の「愛人」とされた地元テレビ局のキャスターも拘束されたという。

 消息筋によると、深セン市の許市長は今月5日、「重大な規律違反の疑い」で妻とともに自宅から連行されたもようだ。深センは中国で最も豊かな大都市で、許市長は市内の建設工事で1億元(約14億円)超のわいろを受領したとの情報もある。

 摘発の背景には、胡国家主席の直系で2007年に広東省トップに就任した汪洋・同省党委書記(党政治局員)および共青団派の深セン市トップの劉玉浦党委書記と、地元出身幹部との確執が伝えられ、観測筋は「結束が固い広東閥の粛清とみられる。広東閥とつながりが深い中央の指導層の誰に波及するか注目すべきだ」と指摘する。

 汪書記と薄煕来・重慶市党委書記(党政治局員)が政治局常務委入りを視野に出世競争しており、相次ぐ摘発と絡んでいるとの見方もある。
 汪洋がやりやすいように邪魔者を整理をしているという見方はありかと。

深セン市は将来的には直接投票による市長選挙を目指す、報道の自由拡大など政治改革の実験場として動き始めたと既に報じられています。通常1人のはずの常務副市長が昨年2人選出されており、ゆくゆくは彼らが選挙で市長の座を争うとの観測が流れていました。これに反対するのが許宗衡など広東省に長く根を下ろす方々、というところでしょうか。

 許宗衡が双規審査にかけられてからしばらくは、許勤・常務副市長(序列1位)が市長代理を有力視されていました。双規が発覚した当日の5日、許宗衡が出席予定だった経済フォーラムは許勤が「市長の委任を受け」代理で出席していました。双規審査発覚後、閆小培以外の8人の副市長は公の場での確認がされています。閆小培も入院していたようで、痛くない腹を探られたくないのか間もなく出てきました。

 現広東省のトップである汪洋・省党委書記が以前国家経済委員会(現:国家発展改革委員会)副主任だったころの部下、江蘇省出身というよそ者などの経歴もよかったようです。

 結局は現在江蘇省蘇州市の党委書記を務める王栄が抜擢されています。王栄は李源潮・党中央組織部長が江蘇省党委書記時代に評価していた人物とかで、李源潮を抜擢した胡錦濤大先生系統の人間ということになります。

 深セン市のトップである劉玉浦・市党委書記が今年8月で60歳の定年を迎え広東省政協主席に転出する(予定)のを契機に、書記以下深センの人事を一気に刷新するのではとの観測もありますから、既存の勢力は信用されていないのでしょう。副市長はとりあえず無実のようですが、市常務委員の中で宣伝部長が行方不明のようです。

 さて、広東閥というと汪洋の前任者である張徳江でしょうか。北朝鮮の大学を卒業しており、北朝鮮語はペラペラ。数年前に将軍が広東省を訪問した際は同行しております。

 副総理就任で中央入りしたものの、眼にするのは炭鉱関連の報道ばかり。担当のはずの商務でも、王岐山が団長として訪日しています。何故副総理になっているのかよくわからないのですが、中央入りと一見昇進と見せかけて孤立させてからボコボコにするというのは40年ほど前に陶鋳が食らってますから、そういう意図があるのかもしれません。

 例によって「どれだけ地位が高くとも(審査の対象外にはならない)」と謳ってますから、楽しみにしていましょう。

http://www.chinanews.com.cn/gn/news/2008/05-30/1267480.shtml
http://epaper.nddaily.com/H/html/2008-05/31/content_481282.htm
http://hk.news.yahoo.com/article/090609/4/cm0x.html
http://www.takungpao.com/news/09/06/11/xuzongheng01-1096411.htm
http://www.takungpao.com/news/09/06/12/xuzongheng01-1096555.htm
http://paper.wenweipo.com/2009/06/12/YO0906120011.htm
http://orientaldaily.on.cc/cnt/china_world/20090612/00182_001.html
http://www.sz.gov.cn/cn/sz/cwfsz/lf/
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2009年06月11日

37度くらいで威張んな

 中国のエラいさん、特に胡錦濤と温家宝の2人は、炭鉱などの人災や国慶節、ゴールデンウィーク、旧正月などの長期休暇に必ずといっていいほど視察に行きますが、ほぼ毎回恩着せがましい一文がはさまれます。

■寒さの中炭鉱に 胡錦濤、山東、山西石炭供給事情を視察
http://news.cctv.com/china/20080201/100115.shtml
■温家宝、雨の中広州駅を視察
http://www.scol.com.cn/focus/zlk/20080131/2008131154450.htm
■四川大地震(温家宝は雨の中瓦礫によじ登り、転んで腕に出血)
http://news.xinhuanet.com/politics/2008-05/15/content_8173789.htm
■陝西省銅川炭鉱(2005/01/04 07:47)
http://news.hsw.cn/gb/news/2005-01/04/content_1544257.htm

 最低気温氷点下15度のこの日、温家宝国務院総理は厳寒の中(後略)
 というわけで、色々ものともせず災害現場にお越しになっていらっしゃるようですね。「足元のお悪い中、ようこそお越しくださいました」と挨拶する冠婚葬祭のようです。

 広州駅ではいったん広東省党委書記である汪洋が、帰省のために殺到した人民を何とかはかせたにもかかわらず「もうすぐ帰れます」と無責任な発言をしてしまい再度大混乱に陥らせるという、まともな国なら叩かれまくっている失言ですし、擦り傷とかは失笑モノ。さすが人気取りに余念がありません。

 例に出したのは国家指導者でしたが、これが省長クラスやその下の官僚でも、あるいは救助活動に解放軍や武装警察なども雨が降ったり足場が悪い、徹夜であるなどと、わざわざ当日の状況を書き添える文章構成になります。

 温家宝直筆の私信を持っていった下っ端が雨の中届けた、みたいなのもありました。まるっきり勅使扱いです。使者が勅使であれば、胡錦トウや温家宝はまさしく天子様。

 庶民の中央、特に親民総理の呼び声高い温家宝に対する期待値はまだまだ侮れないものがあります。四川大地震の頃には「温家宝が四川入りしたんだ」と語るタクシーの運ちゃんやアンマのおねいちゃんに出くわしました。

温家宝が総理としてどういう対応をしたかではなく、現地に視察をしたという事実がまだま人民の間では有効なのですね。人民日報に出てくる温家宝にやたら感謝しまくる庶民も、あながち仕込みばかりではないのかなとも思います。

 さて、去る6月5日から7日にかけて、温家宝は西安を視察。主に、学生たちの就職状況についてなのですが。

 温総理、37度の高温の中、西安就職説明会を視察(2008/06/08 03:28 人民日報)
http://politics.people.com.cn/GB/1024/9428014.html
 わたしゃ最初は体温が37度なのかと思いましたよ。西安の気温が37度なんですね。って、あんまり変わりませんね。「額から玉のような汗が」なんてどうでもいい情報が。暑いんなら来なくてもいいよ。恩着せがましいというか、これがいいんですかね人民には。

 温家宝の期待値が高いのは、ひとえに地方の腐敗が終っているからですが、それでも温家宝なら、温家宝ならなんとかしてくれる(AAryと人民に期待を抱かせておかなければ持たないのでしょう。
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2009年06月02日

気づかぬ内に日本に侵食する中国

 昨年も来日外国人犯罪ランキングで中国がダントツの1位を獲得し、ついに平成に入って20連覇という今上天皇も真っ青な大記録が樹立されました。在日ではなく来日外国人であり、在日外国人犯罪の統計が見つかりませんが、それにしてもとてつもない金字塔を打ち立てたものです。

 警察庁によれば、

来日外国人とは、我が国にいる外国人から定着居住者(永住者等)、在日米軍関係者及び在留資格不明の者を除いた者をいう。
 だそうです。わざわざ犯罪を犯しにやってくるものもいれば、日本社会の誘惑に負けwて犯罪に手を染めるものもいるでしょう。なにせ母数が半端じゃありませんから、犯罪分子が極一部としても物凄い数になる・・・のかと思えばそうではなく、訪日者数は中国は韓国、台湾の次で韓国の半分。それでいて訪日者数が2倍と200万人以上の韓国人のダブルスコアというどうしようもない結果が、統計からも明らかとなりました。

 ちなみにこの統計には、台湾、香港、マカオは含みませんが、これ以上数が膨れ上がっては困るのか抗議していないようです。台湾と一家であるはずなのに、全く犯罪発生率が違うというのも抗議に至らない原因かと。

■在日外国人(2007年)
http://www.moj.go.jp/PRESS/080601-1.pdf
■外国人留学生
http://www.jasso.go.jp/statistics/intl_student/data08.html
■来日外国人犯罪
http://www.npa.go.jp/sosikihanzai/kokusaisousa/kokusai6/rainichi.pdf
■訪日外国人
http://www.tourism.jp/statistics/inbound.php
http://www.tourism.jp/statistics/xls/JTM_inbound20090430.xls

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 在日外国人最大勢力になった中国人
http://www.ah.xinhuanet.com/news/2009-06/01/content_16674292.htm
 さて、この度中国人が在日外国人でも第1位となり、中国がマイナス報道が多すぎるとご心配のようです。東京都は100人に1人、全国規模で見ても0.5%が中国人の時代が到来。100万人も夢ではありません。

 3月だったか4月だったか、中国共産党中央の宣伝部門トップである李長春が訪日し、マスコミのエロい人を呼びつけ「良好な世論を作るよう」ゲンメイしてましたが、マイナス報道を止めて提灯記事を書けば日本人の対中認識が変わるとかいうレベルの話では無いように思います。

 だって、中国人の生態は2004年夏のアジアカップ以来皆さんご承知ですし、在日中国人が度々起こす異常な事件が様々なメディアで報じられるのは至極当然。それが『環球時報』と肩を並べる基地外紙『中国先駆導報』にかかると、日本社会にも問題があり、日本人や一部マスコミは冷静に中国人に対するべきとなるのです。

 小泉首相の退任以降、表面的には日中関係が好転するに伴って、確かに中国側の日本に対するマイナス報道が露骨なまでに減っています。在日法人企業に対する訴訟みたいな訳のわからない自称民間の動きも見えなくなりました。中国人は「友好」のためにはそうするべきと考えるようで、これまで何度も日本のマスコミをコントロールするよう政府関係者に呼びかけたりしています。

 こうした思考は自分たちがマスコミを操作しているから分かっていないのと、分かっていつつ言っているのと2種類あると思いまが、李長春なんかは分かっていてあえての発言かと思われます。中国は既にある程度は日本のマスコミを操作しているわけですが、まだ足りないということなんでしょう。ただ、一度付いたイメージというのはそうそう変えられるものではありません。それが顕著に現れているのが下の「中国に対する親近感」です。

■中国に対する親近感
http://www8.cao.go.jp/survey/h20/h20-gaiko/images/z09.gif
http://www8.cao.go.jp/survey/h20/h20-gaiko/images/z10.gif
 アジアカップが開催された直後の平成16年10月の調査で「親しみを感じない」が一気に跳ね上がり、反日デモでさらにもう一伸び。高止まりのまま現在に至っています。これはマスコミのせいではありませんね。それを世論を形成しろとのお達しだったわけですが、当のマスコミ側が李長春の発言にをほとんどスルーしていたのは既にある程度マスコミを操作できている証左なのかもしれません。

 幸いにも日本は2ちゃんやブログによる有志の情報発信が盛んですし、ここまでは李長春の手も及びません。私も小物過ぎてハニーフラッシュは受けておりませんので、細々とこうして続けている次第です。

 しかし、数で実力行使された場合は正しい情報がどうとかいう次元ではなくなってきます。数の暴力と言いますが、単にバールのようなものを持った不逞中国人が街中をうろついたり、wikiの温家宝の項目がおかしいことになっているのも問題ながら、組織的な帰化(含カルデロン的手法)で地方自治体に親中市長や議員が誕生するのだって冗談とも言えなくなります。

 日本人は在日中国人を正しく見るべき(2009/05/29 12:28 国際先駆導報道)
http://estate.chinanews.com.cn/hr/hr-yzhrxw/news/2009/05-29/1711469.shtml

 政治的影響力という面では、中国系議員候補はいるものの、アメリカのように閣僚を担当するに至っていない。
 これから至っていくわけですね。だから中国人は数は最大となったが、というオチなのですが、そういう考えがあることはわかりました。朝鮮戦争以来の人海戦術は現在では移民に転用されています。日本に帰化するのは抵抗があるようなのですが、それも時間の問題。

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■HSK試験会場
http://www.jyda-ie.or.jp/hsk/testinfo.htm

夏季試験【2009年6月21日(日)】の試験種類と試験地
試験地
試験会場 試験種類
東京都内 早稲田大学 基礎・初中等
東京 桜美林大学 基礎・初中等・高等
大阪 大阪産業大学 基礎・初中等
名古屋 名古屋工業大学 基礎・初中等
京都 立命館大学 基礎・初中等
札幌 札幌大学 初中等
岡山 岡山商科大学 初中等
福岡 九州ビル 基礎・初中等
 名古屋工業大学以外、すべての大学に孔子学院がありますよね。私が学生のころは、毎回試験会場が変わっていたんですが。試験会場になると儲かるんでしょうか。因果関係が分かりませんが、右翼で名を馳せる我が母校は永遠に会場にならないことだけははっきりしてます。
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2009年05月12日

常務委員全員感染のお知らせ

 タイトルは釣りですんでよろしくお願いいたします。

 胡錦濤、温家宝の委託を受け、李克強がH1N1患者を見舞う(2009/05/11 21:46 新華網)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2009-05/11/content_11355371.htm
常務委員会開催
 ↓
キャリアの李克強から全員感染
 ↓
嫁にも感染
 ↓
ついでに政治局拡大会議も開く
 ↓
政治局局員、中央軍事委員会委員、中央書記処書記に感染
 ↓
国務院、人民解放軍、党中央各部にも被害拡大
 ↓
中国オワタ\(^o^)/

 なんてならないかしら。

 しかし、こんなときこそ温家宝の出番ではないのですか。常務副総理ごときに任せるとは。ああ、まだ誰も死んでないですもんね。どうでもいいけど肝心の見舞っている写真も無いですし、防護服とかも着けていないとはなかなかやりますね。本当に見舞ったんでしょうか。

 まあ、その前に同乗した中国人がばら撒いてますね。セントルイス→セントポール→成田→北京→四川と乗り換えたそうです。李克強が言うように「厳しい」どころではなく、感染拡大を防ぐのは不可能なのです。今のところ二次感染は確認されていませんが、時間の問題ということで。

 温家宝、福建省を視察(2009/05/11 大公報)
http://www.takungpao.com/news/09/05/11/zhuliugan01-1079740.htm
 ああ、すいません。流石は温家宝、一足先に行ってました。先週末、アモイや金門島を回ってたついでに病院にも行ったようです。ただ、ここにいる人はまだ隔離されているだけで確定ではないのです安全といえば李克強よりは安全。「こんなに健康じゃないか」と根拠の無い励ましをしてしまっています。

 「SARSでもいっぱい経験値を稼いだから大丈夫よ。見なさいちゃんと防疫出来とるでしょう」ともおっしゃってますけどねえ。隠蔽とかのステイタスばっかり上がっているのでは。

 H1N1患者、法に問われる可能性も(2009/05/11 大公報)
http://www.takungpao.com/news/09/05/11/zhuliugan01-1080095.htm
 患者と同乗 21省に渡る(2009/05/11 大公報)
http://www.takungpao.com/news/09/05/11/zhuliugan01-1080040.htm
 患者と接触した一部を隔離(2009/05/11 大公報)
http://www.takungpao.com/news/09/05/11/zhuliugan01-1079981.htm
 中国国内第一号の患者となった包さんは快方に向かっているとのことですが、怖いですね。衛生部は同乗者の居場所をほぼ突き止め監視下に置いています。さすがの一言です。同乗者が21省にって書いてますけど、めんどくさいので直轄市でも省と表現されますので、北京はもちろん上海など直轄市の方もご注意ください。

 SARSの時はSARSではないと発覚すると、無理やり入院させておいて入院費を請求するという新手の押し売りをやってました。逮捕されるとなれば、現在出入国の際に書かされている「出入国健康カード」に、余計に書かなくなるのでは。SARSの時も押し売りが嫌で隠してるとかありませんでしたか。
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2009年05月04日

豚インフルでメキシコと中国が衝突

 感染者が日本国内にいるのかいないのか、さっぱり分からない豚インフルエンザ。

 おっとこの呼称はダメらしいですね。WHOがインフルエンザAに変更したそうで、いち早く風評被害を気にした豚消費大国の中国も「猪流感」から「甲型流感」へ名称を変えています。報道を見る限りでは分かりやすいからか、紙面では依然として「猪流感」が踊りまくってましたが。

 最初に発生したと思われるメキシコは中南米からも航空便受け入れを拒否されるなど、外交関係にも影響が出始めています。張り切って公表しまくったのが裏目だとか。しかし、これは。

 豚インフルエンザの感染源は中国?(2009/04/30 香港文匯報)
http://paper.wenweipo.com/2009/04/30/YO0904300005.htm
 メキシコのベラクルス州長が「中国人旅行者が北アメリカに病原菌を運び、その後メキシコに来た」と発言、メキシコの駐中大使が「なんか病原体はユーラシア大陸から来たっぽい」と、北京でガッツ溢れる発言を行っています。

 また、ニューヨークタイムスも「ヒト感染の豚インフルエンザは中国国内からか」とする報道を行い、衛生部が「是非を混同させ、中国のイメージを潰すもの」とマジギレしています。

 一部報道の「豚インフルは福建省から来た」は根拠まったくなし(2009/04/30 衛生部)
http://www.moh.gov.cn/publicfiles/business/
htmlfiles/mohwsyjbgs/s3578/200904/40309.htm
 事実と基本的な科学の常識を無視した一部海外メディアの報道は中国のイメージを貶めるデマ!現在豚はメキシコからもアメリカからも輸入しておりません!以前のものとも違います!とのことであります。

 で、当該記事を書いたNYTの記者が「人肉捜索」の憂き目にあっているとのこと。人肉捜索とはネトウヨがある人の素性を暴いてしまうことで、ある人がリアルに影響を受ける可能性がほぼ100%という怖い報復措置です。

 昨年、聖火リレーでチベット人と中国人の仲裁に入った中国人学生は人肉捜索に公安が協力するというコンボが発動し、実家を襲われた両親は引越すハメになりましたが、件の記者は香港駐在員だそうで、中国国内に比べれば多少はましでしょうか。

 上海市政府報道官、H1N1インフル隔離状況について報告(2009/05/04 東方網)
http://news.sina.com.cn/c/2009-05-04/001817736244.shtml
 さて、政府の公式な報復措置なのか、上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性の感染確認を受け、男性と同じ飛行機に同乗していた、感染兆候が無いメキシコ人が病院に隔離されました。

 この措置は科学的ではないし差別的であるとメキシコのエスピノザ外相が批判したことに対し、徐建光・上海市衛生局長は「WTOの基準に基づくものです」「やってることはすべて法にのっとってます」「理解してもらえると思います」と反論。

 馬朝旭外交部報道局長「メキシコ外相の『メキシコ人隔離は差別』発言について」(2009/05/04 外交部)
http://www.fmprc.gov.cn/chn/gxh/tyb/fyrbt/t560262.htm

 中国が乗客に行った措置は必要な医学的隔離措置であり、メキシコ人を対象にした措置ではないし、差別などありません。これは純粋な衛生検疫です。メキシコ側が防疫の大局に立ち、理解し客観的に、そして冷静にこの問題を処理してもらえればと思う。
 中墨の友好関係は超重視しています。これからも協力を強めていきたいんで、共に防疫に立ち向かいましょう、と外交摩擦を懸念している発言もありましたが、メキシコは中国が対応を変えなかったため、自国民の中国への渡航自粛を勧告し、自国民帰国の航空機を本日向かわせているところです。

 この過剰ともいえる措置はSARSで大批判を受けたため、今回も中国のせいにされてはかなわないとの思惑が見えるのですが、同時に一方的に折れるとネトウヨがうるさいのでそうも出来ないというジレンマに。

 環球時報なんかは苦しい戦いだわ、と書くと同時に、エスピノーザ外相を基地外扱いするという一人巨人阪神戦みたいなことやってますが、同乗していた中国人は香港のホテルで隔離、しかしメキシコ人一家はどうも強制的に病院送りにされたようで、その辺りがはっきりしないとよく分かりませんけどね。
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2009年04月28日

[メモ]中国人射殺の警官がなぜか審判にかけられる

 中国人射殺訴訟の件、昨年7月に刑事で不起訴となっていたのを不服とし、遺族が付審判請求をしていたようです。

 付審判請求てのがよくわかりませんが、この請求が認められ、発砲した警官に対する特別公務員暴行陵虐致死罪での審判が開始されることになりました。メモ代わりにおいておきます。

警官が中国人を発砲(2006年6月24日)
中国人射殺訴訟に判決。祝棄却だが(2009年4月26日)


 民事でも棄却となり大勝利!のはずだったのですが、そうもいかないようです。

 職質男性に発砲の巡査、地裁が付審判決定…地検の不起訴覆す(2009/4/28/ 01:47 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090427-OYT1T01204.htm?from=main1

 栃木県西方町で2006年、職務質問に抵抗した中国人男性(当時38歳)に鹿沼署の男性巡査が発砲、男性が死亡したことを巡り、宇都宮地裁(池本寿美子裁判長)は27日、遺族側の付審判請求を認め、巡査を特別公務員暴行陵虐致死罪で審判に付す決定をした。付審判決定は事実上、裁判所の判断による起訴といえ、極めて珍しい。

 決定による事件の要旨では、巡査は06年6月23日夕方、西方町の路上で、男性を公務執行妨害で逮捕しようとした際、石灯籠(どうろう)を振り上げて抵抗する男性に対し、拳銃を1回発砲し、男性の左腹部に命中させ、死亡させたとされる。

 遺族は「発砲は過剰な防衛行為で限度を超えている」として、07年8月、巡査を特別公務員暴行陵虐致死罪で告訴した。宇都宮地検は昨年7月、「発砲は正当防衛が成立する」として巡査を不起訴とした。遺族はこれを不服として同年8月、宇都宮地裁に付審判請求していた。

 遺族側の日隅(ひずみ)一雄弁護士は「さまざまな状況を慎重にとらえ、発砲行為の違法性について一定程度の心証を持ったのではないか。裁判所に敬意を表したい」と話した。栃木県警の滝沢依子警務部長は「拳銃の使用は適法な職務執行と考えている」とコメントした。

 一方、遺族はこの問題で、県を相手取り、約5000万円の損害賠償を求めて、宇都宮地裁に提訴。宇都宮地裁は今月23日、「発砲を必要とする相当の理由があった」として遺族側の請求を棄却した。遺族側は24日、東京高裁に控訴した。

 警官発砲で研修生死亡「不起訴」見直し審判決定 栃木(2009/4/28 02:42 産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090428/tcg0904280243001-n1.htm

 西方町で平成18年、鹿沼署真名子駐在所に勤務していた男性巡査(33)が、職務質問中に抵抗した中国人研修生=当時(38)=に発砲し死亡させたのは過剰な防衛行為などとして、遺族が特別公務員暴行陵虐致死罪で宇都宮地裁に付審判請求していた問題で、地裁の池本寿美子裁判長は27日、同罪で審判に付す決定を出した。

 宇都宮地検は昨年7月、同罪で告訴された巡査に対し「正当な業務だった」として不起訴処分にしており、この処分を覆すことになる。

 地裁の決定書によると、根拠については具体的にしていない。

 事件をめぐっては、男性の遺族が県に約5000万円の賠償請求を求めて民事訴訟を起こしており、地裁は24日、請求を棄却していた。
 
中国人射殺:警官の付審判決定 陵虐致死罪で 宇都宮地裁(2009/04/28 13:02 毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090428k0000e040057000c.html

 栃木県西方町で06年6月、県警鹿沼署の男性巡査が職務質問に抵抗した中国人男性(当時38歳)に向けて拳銃を発射し、男性が死亡した問題で、宇都宮地裁(池本寿美子裁判長)は27日、男性の遺族からの付審判請求を認め、巡査を特別公務員暴行陵虐致死罪で審判に付すことを決めた。男性の遺族は07年8月、巡査を同致死容疑で刑事告訴したが、宇都宮地検は08年7月に不起訴としたため、遺族は不服として同8月に付審判請求していた。

 今後、裁判所が指定した弁護士が検察官役を務め、通常の刑事裁判と同様の手続きで公判が進められる。

 決定によると、巡査は06年6月23日夕、西方町の路上で、職務質問しようとした男性が逃走したうえ、石灯籠(とうろう)の一部を振り上げて抵抗したため、拳銃1発を発射し、男性の腹部に命中させて死亡させたとされる。

 男性の遺族4人は県に総額約5000万円の損害賠償を求めて提訴したが、宇都宮地裁は今月23日、発砲の必要性を認め、請求を棄却している。男性の弁護団の一人である花垣存彦弁護士は「民事訴訟では、問題ある発砲行為だったと認められなかったので、今回は請求が認められ、裁判所に対して敬意を表している」と話した。【松崎真理】
 犯罪者にも中国人にも優しい国日本。中国人で犯罪者なので両翻。変な前例が出来てしまったので、警官は躊躇することになるでしょうね。で、治安悪化と。
ニックネーム aquarelliste at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 消息