これの39島は日本列島全域に散らばっていますが、その内4島が尖閣諸島とあって、某マスコミぽく書くと「中国の反発は必至だ」でありました。
16日当日の外交部記者会見を担当した報道官からは「魚釣島とその周辺は古来からの中国領で、争う余地なし」と、従来の主張を繰り返すに留まったので、旧正月後に面倒をそのままにしたくなかったかと思われたのですが、翌日には一転して人民日報から日本政府を型通りでない強い非難が飛び出しています。
中国領土主権維持の意志を試すこと許さない(人民日報 2012/1/17)
魚釣島とそれに属する島嶼は、古来より中国固有の領土であり、中国はこれに対し争う事の無い主権を擁している。中国が魚釣島を守る領土主権の決心は断固動かない。核心的利益キターであります。
2010年9月、日本巡視船が中国漁船と衝突した。中国側は厳正に抗議し、日本巡視船は魚釣島近海での「法執行」が出来なくなり、中国漁船と船員の安全に危害を及ぼす行為を取れなくなった。魚釣島と付属の島嶼へ命名しようとする企みは、公然と中国の核心的利益を損なう挙動だ。
中国は一貫して問題の激化を避け、魚釣島問題で駐日両国全体の関係を傷つけないよう大局に着目してきた。日本は中日戦略互恵関係を重視し、東アジアの平和を重視し、独断専行することなく、中国の主権維持の医師と決心を試してはならない。
核心的利益は台湾、チベット自治区、新疆ウイグル自治区と、安全保障上譲れない領土に対して使われており、東南アジア諸国との領有権争いが激化する南沙諸島もこの列に加わりました。
裏を返せば、核心的利益の地域は、紛争や領土問題のある地域という事ですから、尖閣諸島も紛争地域と認めたことになりますw
・・・などという言葉遊びは止めておきましょう。尖閣諸島以外の外交部は現時点で核心的利益という表現を使っていませんので、人民日報の独走となります。外交部からは棚上げ論(羅輝輝・外交部アジア局長)も出ており、それだけに人民日報と外交部の足並み不ぞろいが目立ちます。
社説を書く「鐘声」という筆名はここ数年目にするようになったのですが、国際問題についての中国の立場を主張する際に使われており、何重もの手が入っていると言われています。当然宣伝部の手も入っているのでしょう。
旧正月はもう明けたのですが、この人民日報の強硬姿勢が一発芸となるのか、中国政府の定見となるのかは、もうしばらく様子を見なければなりません。まずは、外交部が大使を呼び出すとか、四つの政治的文書がうんたらかんたらとか言い出すかどうかで、中国の本気度を図って見たいと思います。


![Powered by 269g[ブログ・ジー]](http://269g.jp/img/269g.gif)